インフルエンザで症状が重症化しやすい持病といえば、ぜんそくや心臓病が思い浮かびますが、実は糖尿病にかかっている人も症状が重くなりやすいとされ、WHO(世界保健機関)等が警告を発しています。
糖尿病患者でもきちんと血糖値管理ができている人なら、さほど心配はいりません。うがい、手洗い、マスクなど、通常のインフルエンザ対策で普通は大丈夫です。
ところが、糖尿病治療を受けていても血糖値管理がうまくいってない人、そして、健康診断で糖尿病の恐れがあるとされていながら何もしていない人がインフルエンザにかかると、重症化しやすいと言われています。
血糖値が不安定だと、免疫力がたいへん弱くなります。その状態でインフルエンザに感染すると、正常な血糖値の人と比べて重症化しやすいのは当然のこととも言えます。
その一方で、インフルエンザにより体に大きなストレスがかかり、それを打ち消すための体のメカニズムによって、今度は血糖値が大幅に上昇することが知られています。
つまり、血糖値が高いとインフルエンザが悪化し、インフルエンザが悪化すればするほど血糖値は高くなり、という悪循環から、入院が必要な重症になってしまうというわけです。
ウィルスは体内に入ると急激に増加しますから、まずは体内に入れないように、外出時のマスク、帰宅時のうがい手洗いをしっかりすることはもちろんですが、それに加えて糖尿病患者の人は、家族が感染することも考えると、室内に空気清浄機も必要でしょう。
イオンを放出するタイプや、フィルターでウィルスを分解するタイプ等、いろいろな種類が販売されていますが、いずれにしても加湿機能の付いたものをおすすめします。
インフルエンザウィルスは気温が低く乾燥した環境で活発になります。部屋の湿度を50%から60%の間に保っていると、空気清浄機の除菌機能と相まって、空気中のウィルス退治に有効です。